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国勢調査2015年 拒否したら罰金罰則が科せられるのか? [時事ニュース]

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2015年は、国勢調査の年です。

5年に1度行われますが、拒否する人が増えて

国勢調査の回収率が悪くなっています。

でも拒否した場合、罰金罰則ってあるのか?

そもそも国勢調査は、回答義務が

あるのでしょうか?


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国勢調査は国民の義務!?





国勢調査に協力しない人が増えている背景、

拒否や回答しない理由としては、


・特に報酬とか無いし、何のメリットも無い。

・とにかく回答するのが面倒くさい…

・回答しなくても罰金罰則が科せられない。


等いろいろあるかと思います。


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(出典:総務省統計局)


しかし国勢調査は、国が一斉に行う調査で

この国勢調査に回答することが、国の法律

「統計法」で義務として定められています。


(報告義務) 第十三条  行政機関の長は、第九条第一項の承認に基づいて基幹統計調査を行う場合には、基幹統計の作成のために必要な事項について、個人又は法人その他の団体に対し報告を求めることができる。 2  前項の規定により報告を求められた者は、これを拒み、又は虚偽の報告をしてはならない。 3  第一項の規定により報告を求められた者が、未成年者(営業に関し成年者と同一の行為能力を有する者を除く。)又は成年被後見人である場合においては、その法定代理人が本人に代わって報告する義務を負う。


(罰則) 第六十一条  次の各号のいずれかに該当する者は、五十万円以下の罰金に処する。 一  第十三条の規定に違反して、基幹統計調査の報告を拒み、又は虚偽の報告をした者 二  第十五条第一項の規定による資料の提出をせず、若しくは虚偽の資料を提出し、又は同項の規定による検査を拒み、妨げ、若しくは忌避し、若しくは同項の規定による質問に対して答弁をせず、若しくは虚偽の答弁をした者

(出典:統計法)


なので原則として国勢調査には

回答しなければいけない、ことに

なっています。当然回答しないと

法律に定められている通り、罰則罰金が

科せられることになるでしょう。



…しかし、国勢調査を拒否したり

回答しなかったことで罰則罰金を科した、

ということを、今までニュース等で聞いた

ことがないですよね。


国政調査員の名をかたってなりすまし、

個人情報を聞き出す。という事件が起こり

ニュースになったことはありますが、

回答拒否により罰則罰金を科した、

ということが公になったことは

記憶にありません。


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罰則罰金を科さない背景には…





国勢調査の回答を拒否すると

罰則・罰金が科せられる規程はあるものの、

それが実施される可能性は低そうだ…

と、個人的には思っています。


理由は、年金の個人情報漏洩事件が起こり

セキュリティ面が問題だらけで、国民から

不信感ありまくりの状態だからです。

政府が進めているマイナンバー制度は、

今のセキュリティでは絶対漏洩する、

と言う人がほとんどでしょう。


なので、そんな中で個人情報を特定して

回答してない人を罰する、というのは、

政府への反感や不満をさらに増やすだけで、

逆効果になるのではと思います。

実際に罰則罰金を科す、というのは

かなり消極的なのではないのでしょうか。


とはいえ、法律で定められている訳ですから

日本に住んでる以上、理由もなく拒否する、

という非協力的な態度を取るのは、

相応しくないのでは、と思います。


今年の2015年の国勢調査からは、

インターネットで回答が可能になりました。

回答も非常に簡単になっています。

回答が面倒で、今まで拒否していた人も、

1度は協力してみてはいかがでしょうか?

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