紀州犬発砲射殺事件 凶暴で危険な性格はしつけ怠慢のせい? [事件/事故]
松戸市で起きた、警官が紀州犬に13発発砲し
射殺したという痛ましい事件。
紀州犬が人を襲うほど凶暴で危険になって
しまったのはなぜなんでしょうか。
紀州犬って、そもそも凶暴な性格を持ってる
のでしょうか?
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紀州犬は凶暴で危険な性格なのか?
ネット上では、紀州犬への発砲射殺、という
衝撃の事件に対して
「撃たれた紀州犬が可哀想」
「射殺の他に手段はなかったのか」
など批判する声が上がっていました。
ツイッターでは、そんな警官への批判の声を
諭すように、発砲射殺の妥当性を訴える
意見がありました。
なんか勘違いしてる人が多いみたいだけど、紀州犬で体長120cmってこのレベルですからwww これ相手にニューナンブじゃ13発当てないと死なんわな。金属製の鎖でつないで鉄柵で脱走を防止しない飼い主が悪い。
#紀州犬 pic.twitter.com/ti0snndL5x
— うなり (@unari69) 2015, 9月 14
ガチで殺す気の犬のヤバさが分からん人に説明すると、
・原チャリ並のスピードで
・成人男性の4倍の握力のトラバサミ(画像)が
・頚動脈や腕めがけて
・自動ホーミングで襲ってくる
みたいな感じ pic.twitter.com/zWrsKMkAAz
— 大刀・ザ・スラッシュダーク (@DAIGATANA) 2015, 9月 15
飼われていた紀州犬は、
体長1メートル20センチ余りで
体重も20キロを超えていたといいます。
ツイッターの画像にもあるように、
2本脚で立った姿は想像以上の大きさです。
野生の犬を感じさせる風格です。
こんな犬が凶暴になって、人に向かって
かみ殺すような勢いで襲ってきたら…
飼い主を含めて3人にケガを負わせていた
ので、それ以上の被害を食い止めるためにも
警官の発砲もやむを得ないでしょう。。
そもそも、紀州犬はどんな犬なんでしょう。
もともと凶暴な性格を持っているのか?
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子犬からしっかりしたしつけが必須!
紀州犬は和歌山県生まれの日本犬の一種で、
現在日本では、秋田犬や甲斐犬と共に
天然記念物に指定されています。
イノシシ猟のエキスパートとして長年にわたって活躍してきました。大きな体と鋭い牙を持つ野生のイノシシを逃がさないように、イノシシを挑発し続けるという勇敢な犬でした。
その勇敢な性格から、紀州犬は実はオオカミの血を引いているのではないかという古い言い伝えがあるほどです。非常に体が丈夫で毛の手入れもしやすく、病気にもなりにくいなどの特性から、現在日本では家庭用ペットとして人気を獲得しています。
筋肉質のがっしりとした体型をしており、特に足が発達しています。 イノシシ猟の際には、優秀な紀州犬であれば一匹でイノシシを倒してしまうこともあるというほど、勇敢で恐れをしらない性格をしています。
基本的に気性が荒いので、しつけをしないと飼い主以外の人や犬に攻撃をしかけてしまう恐れがありますので十分に注意しましょう。体が大きくパワーもあり、一部地域では危険犬種に指定されているほどです。大きな事故やトラブルにならないためにも、子犬のうちからしっかりしつけておこくとが必須です。
飼い主には大変忠実で、飼い主やその家族に危害を加えようとする相手には容赦なく立ち向かっていきます。「とまれ」「おすわり」など、いざというときに危険な動きを制止させる命令は特にしっかりと練習しておきましょう。
(出典:紀州犬のしつけ方について)
もともと紀州犬は猟犬だったので、
恐れを知らない、気性の荒い性格です。
パワーもあり凶暴な一面もあります。
なので、飼い主の「しつけ」がとても重要
になります。
今回の事件があったからといはいえ、
全ての紀州犬が危険で凶暴な犬だ、
ということはまったくない訳です。
犬へのしつけ怠慢…飼い主の責任は重大
マスコミが近所の人に聞いた話によると、
かなり劣悪な環境で飼われていたようです。
狭いベランダに繋がれていて、
飼い主が散歩に連れて行くこともなかった
といいます。ベランダには犬の排せつ物
などが放置されて、近所に住む男性は
「夏になると匂いがする」
とコメントしていました。
(出典:IRORIO)
なぜそんな風な飼い方をするのか、まったく
理解に苦しみます。
飼い主との信頼関係は皆無、それどころか、
人間不信に陥っていたのでしょう。
飼い主がちゃんと犬をしつけて、散歩したり
良い環境で飼っていれば、こんな不幸な
事件は起こらなかったと思います。
飼い主の犬への愛情の無さ、怠慢が招いた
結果と言えるかもしれません。
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