スポーツ選手年収ランキング2014 1位は拳で120億稼ぐ男! [スポーツ]
米の経済誌「フォーブス」が、2014年度の
世界のスポーツ選手年収ランキングを発表しました。
世界1位となったのは、プロボクサーのフロイド・メイウェザー。
年収は、総額1億500万ドル、日本円にして 約120億1000万円也!
ボクシングというスポーツで、拳でなぜそこまで稼げるんでしょうか?
(出典:【ボクシング】43戦無敗。「最強の男」メイウェザーを見よ!)
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ボクサーは「ファイトマネー」が収入源!
スポーツ選手で堂々1位、世界最高額の1億ドル以上を稼ぐ、
アメリカのプロボクサー、フロイド・メイウェザー。
◆フロイド・メイウェザー 1977年2月24日、米ミシガン州グランドラピッズ生まれ。96年アトランタ五輪フェザー級で銅メダル。同年にプロ転向、同年10月に2回TKO勝ちデビュー。98年10月にWBC世界スーパーフェザー級王座獲得。その後もライト、スーパーライト、ウエルター級世界王座を獲得。07年5月、デラホーヤを下しWBC世界スーパーウエルター級王座を獲得、史上初めて全勝のまま5階級制覇。08年引退も、09年5月復帰。173センチの右ボクサーファイター。
(出典:メイウェザー貫禄の無敗統一/ボクシング - 日刊スポーツ)
世界チャンピオンになった1998年以来ずっと負け知らずで、
16年間世界のトップに君臨。アメリカで不動の人気を誇っています。
年収1億ドル越えは、ゴルフのタイガー・ウッズ以来史上2人目です。
さて、ランキング上位に入る多くのスポーツ選手は、
選手自身をサポートする決まった「スポンサー」が付いており、
純粋なスポーツ収入に加えて、スポンサーから多額の広告収入を得ています。
たとえば、年収ランキング2位となった
サッカーポルトガル代表のクリスチアーノ・ロナウド。
彼の年収は 8000万ドル(約91億5000万円)ですが、
内訳は 5200万ドル(約59億5000万円)が所属クラブからの給料で、
残りの2800万ドル(約32億円)は広告収入だそうです。
日本でもW杯のときCMバンバンやってましたね。稼ぎまくってます。
しかしメイウェザーはスポンサーがおらず、広告収入がゼロ。
過去にいくつかの企業とスポンサー契約していたんですが、
メイウェザーの言動、人種差別発言などの素行の悪さにより、
イメージの低下を嫌った企業が離れてしまったんだそうです。
なので収入は、試合で生じる「ファイトマネー」がほぼ全てです。
ファイトマネーで120億円!すご過ぎ…
メイウェザーほどのトップクラスともなると、
ファイトマネーの最低保証金が40億円以上にもなるそう!、
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ファイトマネーを決める「PPV」!
(出典:http://www.nikkei.com/article/DGXMZO77276360Z10C14A9000000/)
そのファイトマネーを決める大きな財源となるのが、
お金を払ってテレビの視聴権を買うペイ・パー・ビュー(PPV)です。
この売上によって最終的なファイトマネーが決まります。
アメリカでは、ボクシングの人気カードは、
日本のように一般のテレビ局では中継されません。
会場に行けなかったファンがライブで試合を見るには、
PPVが唯一の手段です。
視聴権はテレビのリモコンボタンで簡単に買えます。
価格は平均で約7千円ほど。
メイウェザー戦となると、1試合平均約135万世帯が
購入するほどの人気になります。
単純計算すると… 90億円は軽く行きますね^^;
2013年9月のスーパーウエルター級王座統一戦は、
PPV史上2位の約220万世帯が購入し、売り上げは約150億円。
チケット代などを合わせると、総売上は200億円を叩きだして、
メイウェザーは約42億円のファイトマネーを獲得しました。
今年5月のウエルター級王座統一戦では、
その倍近くの約70億円を手に入れたそうです。
メイウェザーが最近1年間で戦ったのはこの2試合だけで、
ともに12ラウンドの末の判定勝ち。
リングで戦ったのは計72分なので、
年収約120億円のメイウェザーは計算上、
1分で約1億6600万円を稼いだことに!
まさに分速で1億稼ぐ男!
最近はボクシングだけでなく、
テレビ番組で華麗な社交ダンスを披露したり、
スポーツエンターテイメントWWEのリングでヒールを演じたりと、
マルチな才能を発揮しているそうで、
まだまだ稼ぐ額は天井知らずです。
現役ボクサーとして年齢的に厳しくなってきてますが、
人気と収入は衰えそうにないですね!
<関連サイト>
・世界のスポーツ選手の年収トップ100 フォーブス2014年調べ(英語)
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