台風19号2015年たまご 米軍の最新進路予想は17号ルートか? [天気予報]
2015年台風19号のたまごについて、今どうなっているのか?
続報をお伝えします。
9月8日時点では、ハワイ付近を西にゆっくりと移動していました。
台風18号が日本に上陸しており、台風17号は日本の東を移動中です。
台風19号のたまごも、今後の進路が非常に気になるところです。
米軍の最新の進路予想はどうなっているのか調べてみました。
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それでは、最新の米軍合同台風警報センター(JTWC)の進路予想図を見てみましょう。
(出典:JTWC)
現在の台風19号のたまごは、相変わらずゆっくりとした動きでハワイ付近からあまり進んでいませんが、
13日の日本時間15時頃には、北西に向かうような進路予想となっています。
このままの様子だと、台風17号と同じような進路を取る可能性が高くなりそうです。
(出典:Weather UnderGround)
画像は アメリカの天気サイト「Weather UnderGround」による、台風17号の5日間予報です。
10日は日本の東を北上し、11日15時には北海道の東に達する見込みとなっています。
その後温帯低気圧に変わり、12日15時にはオホーツク海に達する、という予想です。
台風19号の北西への進路予想を見ると、17号と同じような進路を取るのかもしれません。
また、台風17号の進路にあたる海域や周辺海域については、シケ~大シケとなるため厳重な警戒が必要です。
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台風18号の爪跡 台風には十分な警戒を!
台風18号は、9日朝に愛知県に上陸したあと、そのまま北上して石川県付近から日本海へ抜けていきました。
今夜には日本海で温帯低気圧に変わるということです。
進路となった地域は、各地で大雨洪水警報や、波浪警報が出されました。
総務省消防庁の午後6時現在の集計(速報値)では、愛知、静岡、東京など5都県で2人が重傷、
10人が軽傷で、このうち愛知県では3人がケガをしたということです。
知多半島を走る名鉄知多新線は土砂崩れで線路が埋まり、復旧のめどが立っていません。
他にも三重県伊勢市内の楠部町などで浸水被害が発生しています。
ただ幸いなことに、死者が出るような大きな被害はなかったようです。
この台風18号による影響で、東京23区の各地でも大雨洪水警報が出されています。
洪水・氾濫が起こりやすい多摩川、荒川、綾瀬川、埼玉の中川などが影響を受けました。
さらに気象庁から、9日18時30分に東京都の最新の土砂災害情報が発表されています。
【警戒対象地域】 品川区、目黒区、大田区、板橋区
【警戒文】 <概況> 降り続く大雨のため、警戒対象地域では土砂災害の危険度が高まっています。
<とるべき措置> 崖の近くなど土砂災害の発生しやすい地区にお住まいの方は、早めの避難を心がけるとと もに、区市町村から発表される避難勧告などの情報に注意してください。
(出典:東京都土砂災害警戒情報 第1号)
あまり知られていませんが、品川区内には「急傾斜地崩壊危険箇所」が43箇所も指定されています。
「急傾斜地崩壊危険箇所」というのは、
「傾斜度30度以上、高さ5m以上の急傾斜地で人家や公共施設に被害を及ぼす恐れのある急傾斜地および近接地」
という箇所のことです。
関連サイト:土砂災害危箇所マップ - 東京都建設局
都内で土砂災害…あまりイメージが湧きませんが、場所によっては大雨で土砂災害が起こる可能性がある、
ことを頭に入れておく必要がありますね。
台風18号は首都圏の直撃を免れましたが、台風19号が進路を変えて関東に上陸することは十分考えられます。
もし上陸して直撃を受けるとなると、洪水や氾濫が起こりやすい川の周辺地区はとても危険です。
避難勧告が出されて、家から各地の避難所へ避難しなければならない…なんて事態が発生するかもしれません。
台風が近づいてきたら、常に最新の台風情報や気象庁の注意報・警報を得るようにして、十分に警戒しましょう。
そして命を守ることを最優先で行動しましょう。
関連記事:台風19号 2015年たまご発生!米軍の最新進路予想で確認
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